プラダ (Prada) —— ミニマリズムとインテリジェンスの代名詞
●創業:1913年(ミラノ)
●創業者:マリオ・プラダ
●所属グループ:プラダグループ
●ステータス:「控えめで、ミニマルで、インテレクチュアルな美学」で知られるイタリアのトップブランド。「Less is More」をファッションで体現する存在。
特徴と歴史:
1.王室御用達から始まった:1913年、マリオ・プラダがミラノにレザーグッズとトランクのブティックを開業。2年後、イタリア王室の公式サプライヤーに指定され、王室の紋章がブランドマークとなった。
2.ナイロン革命:1980年代、後継者のミウッチャ・プラダが軍用ナイロンをラグジュアリーデザインに導入。「高級素材=革」という常識を覆した。黒のナイロンバックパックやトートバッグは、ミニマルで機能的プラダを象徴するベストセラー商品となっている。
3.ミニマリズムと知性:ミウッチャ・プラダ自身が政治学の博士号を持つ。「知識人の思考をファッションに注ぎ込む」というスタンスで、大きなロゴを排し、シンプルなライン、上質な素材、ニュートラルな色調を重視する。
4.ミュウミュウ (Miu Miu):1993年発表。ライン名はミウッチャの愛称に由来。メインラインより若々しく、遊び心とガーリーな反逆精神にあふれる。近年はミュウミュウがプラダを凌ぐ勢いで世界的ブームを巻き起こしている。
5.アイコン的モチーフ:サヴォイア家の盾形ロゴ、三角形の金属プレート、サフィアーノレザー(十字型のシボ加工)、黒のナイロン素材。
6.定番アイテム:ナイロンバックパック (ヴェラ)、サフィアーノ ギャラリアバッグ(『プラダを着た悪魔』で有名になった“殺し屋バッグ”)、モノリス厚底ブーツ、リ・ナイロンシリーズ。
ブランドスピリット:「ファッションとは、瞬間瞬間の言葉である。」